旧約聖書「出エジプト記」の中にイスラエルの民は、エジプトを脱出してシンの荒野をさまよっていた時、食物の不足のことでモーセとアロンにつぶやいた。その時、神は彼らに食物を与え、その必要にこたえられた。人々はそれを見て「これは何だろう」と言った。すなわち「マナ」である。(出16:31)ヘブライ語で「マーン」ギリシャ語で「マンナ」に由来したものである。
新約聖書(2000年前)でイエスは、この荒野におけるマナの経験にふれながら、「わたしがいのちのパンです。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。」と語っておられる(ヨハネ6:26-35)。マナ(マンナ)はイスラエルの民に神から与えられたパンであり、いのちのパンの原型であった。
新聖書辞典(いのちのことば社)より抜粋
(引用聖句は新改訳聖書©新改訳聖書刊行会より)